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高岡政経懇話会2020年10月例会

菅新内閣の課題と展望~解散総選挙の行方

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【日時】令和2年10月14日(水)正午~
【会場】ホテルニューオータニ高岡
【講師】龍崎 孝 氏 (流通経済大学 スポーツ健康科学部教授)
【演題】菅新内閣の課題と展望~解散総選挙の行方
 高岡政経懇話会は14日、高岡市のホテルニューオータニ高岡で10月例会を開き、流通経済大教授でコメンテーターの龍崎孝氏が「菅新内閣の課題と展望~解散総選挙の行方」と題して講演した。発足から約1カ月がたつ菅義偉政権は「大衆を味方につける政策を次々に打ち出し、多少のあつれきがあっても前に進める。安倍政権よりしたたかで手ごわい」と語った。

◇安倍政権よりしたたか

 菅内閣は高い支持率を得て順調なスタートを切った。7年8カ月に及ぶ安倍政権への疲れやたたき上げのイメージ戦略、分かりやすい政策への期待の表れだ。
 菅氏は(ルネサンス期の政治思想家)マキャベリが好き。特に「大衆を味方につけよ」「優柔不断は害だ」との言葉が好きと聞く。そこから菅氏がやろうとすることが見えてくる。
 内閣人事は、各派閥からバランス良く起用し「派閥均衡型」と評されるが、菅氏の恐ろしさや粘着性が表れている。麻生派に支えられているのに、目玉の総務相ポストに麻生太郎氏と仲の悪い武田良太氏を充て、役所を持たない行政改革担当相に河野太郎氏を起用した。本来は総務相でも良かったが、弟分として引き立てていた河野氏が当初、総裁選出馬に意欲を見せていたことへの懲罰人事だ。
 歴代の首相は大局を考える公的・私的な会議を持ったが、菅氏は今のところ持とうとしていない。国家観を示すというより、行革やデジタル化、コロナ禍での経済対策など目の前の課題を解決する政策を打ち出し、大衆を味方につける手法。自らがたたき上げという背景もあり、競争を重んじている。指示された大臣は結果を求められ、必死にやっている。
 世論と関係なく永田町の論理だけで派閥が合従連衡して政権をつくることは今や不可能。高い支持率は強みだ。多少の反対やあつれきがあっても政策を前に進めようとする菅政権は、安倍政権よりしたたかで手ごわい。解散総選挙は年内はないだろう。

◇新入・交代会員紹介

 講演に先立ち、会長の忠田憲美北日本新聞社会長があいさつ、新入会員2人と交代会員4人が紹介された。
 ▽新入会員=中村正治(サニーライブホールディングス社長)吉岡幸治(文苑堂書店社長)
 ▽交代会員=平能正三(三協立山社長)中沖雄(富山銀行頭取)前田央(富山第一銀行執行役員高岡支店長)吉井治(北陸銀行執行役員高岡地区事業部本部長)

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