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高岡政経懇話会2019年6月例会

商店街活性化は可能か?!~天神橋筋商店街などの事例から学ぶこと

20190613_経済_1版_   大西正曹氏D_S00500440G10200

【日時】令和元年6月12日(水)正午~
【会場】ホテルニューオータニ高岡
【講師】大西 正曹 氏(関西大学名誉教授)
【演題】商店街活性化は可能か?!~天神橋筋商店街などの事例から学ぶこと
 高岡政経懇話会の6月例会が12日、高岡市のホテルニューオータニ高岡で開かれ、関西大学名誉教授の大西正曹氏が「商店街活性化は可能か??天神橋筋商店街などの事例から学ぶこと」と題して講演した。若者や県外出身者の視点を生かして地域の魅力を掘り起こし、効果的に発信していく重要性を指摘した。
 
◇多様な視点で「宝」探せ
 講演に当たり、前日に高岡市に入って各所を巡った。感じたのは「もったいない」ということだ。高岡古城公園、高岡大仏、金屋町…。素晴らしい財産がたくさんあるのに、それぞれが「点」にとどまっているような気がする。点を線に、そして面にしていくことが大切だ。
 これからの商店街に求められるのは「モノ」ではなく「コト」を売り、「違い」を打ち出すことだ。よそ者の私からすれば、高岡には十分な資源がある。地域の活性化には「よそ者、ばか者、若者」が必要といわれるが、そうした多様な視点から足元を見つめ、他の地域にはない「宝」を探し出してほしい。
 全国にはユニークな発想で再生を果たした商店街が幾つもある。大阪市の天神橋筋商店街は上方芸能の発祥地という歴史を踏まえ、住民の寄付を募って駐車場だったスペースに寄席を構えた。新たなにぎわいにつながっている。商店で販売体験する修学旅行生も積極的に受け入れている。
 同じく大阪の樟葉宮(くずはのみや)表参道商店会(枚方市)は「神社カフェ」と銘打ち、日曜日の朝にみんなで神社を参り、一緒に朝ご飯を食べるイベントを企画。パンや総菜など各商店のメニューをワンプレートで提供し、人気を集めている。
 よく商店街とイオンは対立の構図で語られるが、必ずしもそうではない。実際に甲府市では商店街とイオンがタッグを組んでいる。ウィンウィン(相互利益)になる方法はきっとあるはずだ。行政によるトップダウンではなく、市民からのボトムアップで、愛されるまちを築いてほしい。

◇交代会員を紹介
 交代会員として、大井一博JA高岡組合長が紹介された。

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