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にいかわ政経懇話会5月例会

アフターコロナの航空・旅行業界~GoToトラベルの地方経済効果と課題

【日時】令和4年5月26日(木)正午~
【会場】ホテルグランミラージュ
【講師】鳥海 高太朗氏(航空・旅行アナリスト)
【演題】アフターコロナの航空・旅行業界~GoToトラベルの地方経済効果と課題
 にいかわ政経懇話会は26日、魚津市のホテルグランミラージュで5月例会を開き、航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏が「アフターコロナの航空・旅行業界~Go Toトラベルの地方経済効果と課題」と題して講演した。新型コロナウイルスによる行動制限で人々の旅行への欲求は高まっていると指摘。「日本の観光地をPRする絶好の機会だ」と訴えた。

◇観光地PR 絶好の機会
 新型コロナによって日本人の出国者数は2019年に2008万人だったのが、21年は51万人と97.4%も減った。減少分が国内旅行にシフトする可能性のある人たちだ。今年は富山を含めた地方都市にとって非常に大切な年になる。海外旅行へ行けない人たちは地方を目指す。この1年で気に入った旅行先が見つかれば、海外に行けるようになっても、また富山へ行こうとなるからだ。
 インバウンド(訪日外国人客)に偏ると日本人の観光客を失ってしまう。インバウンドに依存し過ぎて厳しい状況なのが山梨だ。外国人に特化して観光戦略を組んでいるため、日本人は訪れていない。日本人に愛されながらも外国人が来てくれる観光地づくりを目指すことが大切だ。
 コロナ禍で航空業界は大きな打撃を受けた。そんな中で貨物機を多く保有する韓国の大韓航空は20年春の時点で貨物機をフル稼働し、黒字を確保した。日本の航空会社が貨物の需要に気付いたのは同年秋以降だった。それでも貨物の価格は2.5~3倍に上がり、全日空も日本航空も21年は貨物の売り上げが過去最高だった。国内線に救われた面もある。
 全日空富山便は北陸新幹線がある中で3往復を維持している。飛行機との競争で新幹線も東京から富山まで6千円くらいで来られるプランがあればもっと人は集まるだろう。
 今は遠くへ行きたいという欲求が高まっているため、ブロック割や県民割より、GoToトラベルの再開を優先すべきだ。コロナ禍でオンライン化が進んだが、旅行は現地に足を運ばなければ満足感は得られない。皆さんは旅行に飢えており、旅行事業は必ずコロナの前に戻るだろう。

 交代会員として、高尾邦浩ダイヤモンドエンジニアリング社長と熊倉克一ビニフレーム工業社長が紹介された。

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