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次回例会のご案内

【日時】未定
【会場】未定
【演題】未定
【講師】未定
◆プロフィール

これまでの例会

にいかわ政経懇話会12月例会

【日時】令和5年12月19日(火)正午~
【会場】ホテルグランミラージュ
【講師】一龍齋貞弥氏(講談師、ナレーター)
【演題】「"今”が一番~人生百年時代を楽しむ」 講談:「赤穂義士外伝 忠僕直助」

にいかわ政経懇話会12月特別例会は19日、魚津市のホテルグランミラージュで開き、講談師の一龍齋貞弥(いちりゅうさいていや)さんが「〝今〟が一番~人生百年時代を楽しむ」と題して講演した。「言い訳をしてやらなければ悔やむだけ。今を大事に、やりたいと思うことをやってほしい」と語った。
 私は、ナレーターや声優など「声の仕事」に関わり、給湯器やカーナビ、留守番電話の機械音声を担当する。アナログからデジタルに変換する際に適していた声のようで、自分で「機械に愛された女」と言っている。表現の幅を広げようと日本芸能実演家団体協議会のセミナーを受けたのがきっかけで2007年に講談の世界に入り、22年に真打ちに昇進した。
 3年前にステージ4の悪性リンパ腫を患ったが、約半年間の抗がん剤治療で寛解した。落ち込まずに笑っていたのが良かった。自分に厳しく駄目出しばかりして生きてきたので、心の元気が人間の生きる源になっていることに気付いた。
 人生100年時代では、やりたいことをせずに言い訳していては悔いを残してしまう。葛飾北斎や伊能忠敬も老年期に成果を上げており、80代90代まで何ができるかを考えたい。
 日々の生活では睡眠、ストレス、食べ物、運動に気を付け、声を出してしゃべるのが大切。この先に何があるか分からないので、今を大事にすることが一番。今を楽しんだ先に素晴らしい生涯や周りの人との幸せがある。
「忠僕直助」披露
 一龍齋さんは高座に上がり、講談「赤穂義士外伝 忠僕直助」を披露した。張り扇で釈台をたたき、登場人物によって表情や声色を変えながら、テンポよく物語を読み聞かせた。
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