北日本四政経懇話会

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にいかわ政経懇話会

にいかわ政経懇話会事務局: 北日本新聞社新川支社内
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次回例会のご案内

【日時】令和3年5月27日(木)正午~
【会場】ホテルグランミラージュ
【演題】人口減が地方を強くする~人口急減時代の地方活性化のあり方~
【講師】藤波 匠氏(日本総合研究所調査部上席主任研究員)
◆プロフィール
 1965年神奈川県出身。92年東京農工大学農学研究科(修士)卒業後、東芝へ入社。99年、さくら総合研究所へ入社し、2001年から日本総合研究所調査部。03年には山梨総合研究所へ出向し、08年日本総合研究所調査部へ復職。地域シンクタンクでの勤務経験を糧として、地方の活性化こそがわが国全体の活力の源泉であるという信念のもと、マクロとミクロのバランス感覚を持った政策を提言している。著書に『「北の国から」で読む日本社会』(日本経済新聞出版 2017年)や『子供が消えゆく国』(日本経済新聞出版 2020年)など多数。

これまでの例会

にいかわ政経懇話会4月例会

【日時】令和3年4月22日(木)正午~
【会場】ホテルアクア黒部
【講師】金髙 雅仁氏(元警察庁長官・元富山県警本部長)
【演題】日本の治安は今も世界一か?

 にいかわ政経懇話会は22日、4月例会を黒部市のホテルアクア黒部で開き、元警察庁長官、元富山県警本部長の金髙雅仁氏が「日本の治安は今も世界一か?」と題して講演した。「治安維持で最も重視すべきなのは、交番に象徴される警察と市民が連携して治安を守る機能だ」と語った。

♢交番・地域の連携重要
 日本では戦後、高度経済成長で人口が増え、普通は犯罪が増えるが、そうならなかった。バブル崩壊と共に犯罪は増え、2002年がピークになった。そこから官民挙げての抑止対策が進み、犯罪の件数が昭和の半分になった今が戦後一番治安が良い時代と言える。
 だがこれは数字が示す治安で、実際に肌で感じる治安は話が違ってくる。
 1993~95年は件数こそ少ないが、体感治安が落ちた。阪神淡路大震災やオウム真理教の事件などがあり、不安感が高まった。体感治安が良くないと治安が良いとはいえない。
 日本の治安は世界一ではないかと言われるが、「分からない」が正解だ。国によって刑法や統計方法が違い、数字だけで見ると日本より少ない国がいくつもあるからだ。
 日本と同じ治安だと思われるのはシンガポール。高度経済成長で高層マンションが乱立し、人のつながりが希薄化した70年代に犯罪が増えた。しかし日本が支援して交番をつくると、犯罪が減った。日本特有の交番は市民生活の中に点在し、地域と協力して治安を守る機能がある。シンガポールはそれを手に入れて劇的に改善した。
 交番は他の先進国にはない日本の強みで、人口の4割が外国人のシンガポールでも機能した。これからいろんな国の人が住む社会になっても、交番や駐在所を土台とした警察と市民の連携を維持していくことが求められる。市民も治安に関心を持ってほしい。

 例会では、交代会員として吉田讓新川森林組合代表理事組合長と、長谷川幸伸日本カーバイド工業取締役執行役員技術担当役員魚津・早月工場長が紹介された。

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