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となみ政経懇話会9月例会

「ロシアによるウクライナ侵攻の衝撃」

【日時】令和4年9月16日(金)正午~
【会場】ロイヤルホテル富山砺波
【講師】兵頭慎治氏(防衛省防衛研究所政策研究部長)
【演題】「ロシアによるウクライナ侵攻の衝撃」
 となみ政経懇話会9月例会は16日、砺波市安川のロイヤルホテル富山砺波で開かれ、防衛省防衛研究所政策研究部長の兵頭慎治氏が「ロシアによるウクライナ侵攻の衝撃」と題して講演した。ロシア軍の動きは日本周辺でも活発化しており「戦闘の長期化は日本を含む東アジア全体の安全保障に影響する」と語った。

◇日本の安全保障に影響
 ロシアのプーチン大統領は当初、2週間程度でウクライナ全土を制圧できると考えていた。ところが大誤算だった。旧ソ連の国家保安委員会(KGB)の軍事作戦がずさんで兵士の士気は低く、ウクライナ軍の善戦や国際社会の経済制裁も予想以上に大きかった。
 戦闘の長期化により、人的被害や経済制裁の影響が拡大すれば、追い込まれたプーチンが大量破壊兵器を使用するリスクがないとは言えない。
 日ロ関係は、全てが一時停止された「最低レベル」の状態で相当厳しい。ロシアは日本を「非友好国」とみなし、平和条約締結交渉やビザなし交流を一方的に停止してきた。
 北方領土からの引き揚げ者が多い富山も無関心ではいられないだろう。
 戦況については、ここ1週間でウクライナが反転攻勢に出て、潮目が大きく変わってきた。ロシア国内で反プーチンの動きも強まっている。
 ロシアが欧米と対立し、国際社会で孤立すればするほど、中国や北朝鮮と接近している現実もある。ロシアはこれまで日本にとって直接の脅威ではなかった。
 ロシアの次の一手は何か、政治、経済の両面から注視しなければならない。

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