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となみ政経懇話会11月例会

「異常気象・災害に対する日常生活と備え」

【日時】令和4年11月17日(木)正午~
【会場】ロイヤルホテル富山砺波
【講師】斎藤義雄氏(気象予報士・防災士)
【演題】「異常気象・災害に対する日常生活と備え」
 となみ政経懇話会11月例会は17日、砺波市のロイヤルホテル富山砺波で開き、気象予報士で防災士の斎藤義雄氏が「異常気象・災害に対する日常生活と備え」と題して講演した。斎藤氏は今冬の富山について「雪が多く、寒さも厳しくなりそうだ。地球温暖化の影響で強い雨や台風が増え、都市型水害にも十分注意してほしい」と語った。

◇今冬、厳寒・大雪の恐れ
 富山の冬は例年以上に寒くなる見通しだ。南米ペルー沖の海水温が下がり、気温を押し下げる「ラニーニャ現象」が続いており、昨年、一昨年のような大雪の恐れがある。
 気象衛星画像を見て、北朝鮮の方向から帯状の雲が真っすぐ北陸に伸びてくると富山は大雪になる。ニュースなどで帯状の雲を確認できた場合は「これは危ない」と自分なりに準備をした方がいい。
 地球温暖化が進み、短時間に強く降る熱帯性のスコールのような雨や強い勢力のまま上陸する台風が増えた。今世紀末までに地球の平均気温は2~3度上がるとみられている。
 砺波の平均気温は14・5度。2度上がれば千葉や東京、神奈川などの南関東と同じ、3度上がれば静岡や高知と同じになる。農業への影響が大きく、日本一のチューリップや種もみの生産がうまくいかなくなると農家は困るだろう。
 冬の富山は落雷が多い。金属類を着けた人に落ちやすい、木の下に逃げろ、などと言われるが、雷は材質を選ばず、木の下はむしろ危険。気象庁の「ナウキャスト」は、1時間以内の雷や竜巻を正確に予測してくれる。うまく活用したい。
 雨水が地面に吸い込まれず、排水溝や水路から水があふれる「都市型水害」が全国で多発している。家の浸水は風呂場と洗濯機の排水溝、ドア下の隙間をふさぐとだいぶ違ってくる。
 避難所では、水や食料より、トイレに一番苦労するそうだ。避難時は20分以内に外へ出るのが基本。簡易トイレや情報を得るための携帯電話の電池式充電器などを常に備えておきたい。

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