北日本四政経懇話会

高岡政経懇話会

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北日本四政経懇話会2月合同例会

令和6年県政運営と重点政策について『幸せ人口1000万 ウェルビーイング先進地域、富山』を目指して」

【日時】令和6年2月26日(月)知事講演 16:30~17:30   懇親会 17:45~18:45 
【会場】ホテルグランテラス富山
【講師】新田八朗氏(富山県知事)
【演題】令和6年県政運営と重点政策について『幸せ人口1000万 ウェルビーイング先進地域、富山』を目指して」
知事「孫世代を明るく」 四政経懇特別例会 富山の発展誓い親睦

 北日本四政経懇話会は26日、合同特別例会を富山市のホテルグランテラス富山で開き、新田八朗知事が2024年度当初予算案について講演した。未来を担う人材への投資と、関係人口拡大など新しい社会経済システム構築に重点を置いたとし「孫世代の富山が明るくなるようしっかり取り組みたい」と意欲を見せた。5年ぶりに懇親会を開き、県内の政治、経済など各界トップら約200人が県の発展を誓い親睦を深めた。
 知事は「県政運営と重点政策について『幸せ人口1000万 ウェルビーイング先進地域、富山』を目指して」と題し、予算案の概要を紹介した。県の人口が今年中にも100万人を割り込む見通しを示し「人口は減っていくが、政策によって関係人口を増やすことはできる。富山を大切に思ってくれる人を増やし、躍進させたい」と述べた。
 北日本、高岡、となみ、にいかわの各政経懇話会の会員が参加した。懇親会では、北日本政経懇話会顧問の藤井裕久富山市長の発声で乾杯し、交流を深めた。同会副会長の庵栄伸北陸銀行会長が中締めをした。
 出席者には県予算案や各政経懇話会の活動を記した「政懇ニュース」が配られた。懇親会で蒲地北日本新聞社長があいさつした。


知事「孫世代を明るく」 四政経懇特別例会 人づくりに重点 新田知事講演要旨
 〇…2024年度当初予算案は能登半島地震からの復旧・復興を最優先に掲げた。企業の再建や公共インフラ復旧に力を注ぎ、できる限り早く元の状態に戻したい。県内の1月の宿泊施設の損失は億円に上ると推計している。3月16日からは国の観光支援「北陸応援割」が始まるが、対象期間終了後も第2弾、3弾と支援してもらえるよう国に働きかける。
 〇…知事就任後は新型コロナ対応に苦慮したが、今回の予算編成では特に、未来に向けた人づくりに重点を置いた。キャッチフレーズは「震災を超えて、こどもまんなか社会へ。」。知事に立候補した4年前から「孫世代の子どもたちにとって良い富山、日本にしたい」との思いを持ち続けてきた。
 〇…予算編成の際には施策設計図を重視した。「ウェルビーイングの向上」をゴールに位置付け、その目的を達成するために必要な施策を部局を越えて可視化したものだ。執行に当たっては、税金を1円たりとも無駄にせず、ターゲットに確実に届くよう実行したい。

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