北日本四政経懇話会

高岡政経懇話会

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高岡政経懇話会4月例会

「週刊文春」はなぜスクープを連発できるのか?

【日時】令和4年4月5日(火)正午
【会場】ホテルニューオータニ高岡
【講師】新谷 学氏(文藝春秋執行役員、『文藝春秋』編集局長 兼 編集長)
【演題】「週刊文春」はなぜスクープを連発できるのか?
 高岡政経懇話会4月例会は5日、高岡市のホテルニューオータニ高岡で開き、文藝春秋執行役員で雑誌「文藝春秋」の編集局長兼編集長の新谷学氏が「『週刊文春』はなぜスクープを連発できるのか」と題して講演した。特ダネを書くには手間や取材コストが掛かり、訴訟を起こされるリスクもあるとした上で、「国民に知らせるべきことは、リスクを背負ってでも書くという覚悟を持つことが大切だ」と意義を語った。
 週刊文春は、たとえコストに見合わなくても書く。雑誌は売れなくても、新聞やテレビが後追いし、捜査当局が動くこともある。これが読者の信頼につながり、価値を高める。
 「親しき仲にもスキャンダル」という言葉を大切にしている。我々の仕事の目的は取材相手と仲良くなることではない。関係を築いて情報をもらっても、相手に不都合な事実があれば容赦なく記事にする。権力に屈せずスタンスを貫くことが大事だ。
 かつてスキャンダルをスクープした大物政治家から「ワシをやったのと同じようにこの人をやってくれ」と情報を渡されたことがある。腕を見込まれれば、自然と情報が入ってくるようになる。この好循環を作ることも、スクープ連発に欠かせない。
 週刊文春には記者が30人ほどしかいない。それぞれニュースソースを持っているが、一番大きなスクープ源になっているのが自社の情報提供サイト「文春リークス」だ。そこには企業の不正や芸能人の不倫など1日100件以上の情報が寄せられる。
 これほどまでに情報が集まるのは、「スクープといえば週刊文春」というブランド力があるからだろう。
 これからも信頼を獲得し、雑誌の看板を磨き続けることが大切だ。

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