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となみ政経懇話会2019年10月例会

出口が見えない日韓関係と朝鮮半島情勢

掲載写真 小針先生

【日時】2019年10月24日(木)正午~
【会場】ロイヤルホテル富山砺波(砺波市安川字天皇330番地)
【講師】小針 進氏(静岡県立大学国際関係学部教授)
【演題】出口が見えない日韓関係と朝鮮半島情勢
■国際ルールで対応を

となみ政経懇話会の10月例会は24日、砺波市安川のロイヤルホテル富山砺波で開かれ、静岡県立大国際関係学部教授の小針進氏が「出口が見えない日韓関係と朝鮮半島情勢」と題して講演した。韓国との向き合い方について、「国際スタンダード(世界共通の理念やルール)で対応することや、異論を伝えても侮べつはせず、ビジネスや政策で自国の重要性を理解してもらうことが重要」と述べた。
安倍晋三首相が、韓国にGSOMIA(秘密軍事情報保護協定)破棄を通告された後の「国と国との約束を守るよう求めたい」との発言に対し、青瓦台(韓国大統領府)の幹部がすぐ反論した。日本の一つ一つの発言に、これほどすぐ反応することはなかった。関係悪化は長期化している。
 元徴用工問題をはじめ、文在寅(ムンジェイン)政権は問題を放置する姿勢が顕著だ。なぜ放置できるのか。日韓の議員、企業、大学のパイプが細り、経済力の差が縮まったことも大きい。
 韓国を知る上で重要なキーワードは「当為主義」だ。「こうあるべき」を重んじ、こんな時期だから日本製品を買うべきでない、旅行にも行かないようにすべきだと。法律は「道具」としての性質よりも、その法が求める精神性が重視される。
 日本は「機能主義」「形式主義」で、一度決めたことには従うべきと考える。当為主義は文大統領に特に強い傾向で「正義」という言葉をよく使う。
 韓国で日本企業が差し押さえられた財産が、現金化されれば日本は黙っていられない。数カ月の間にそれが起こるかどうかが一つのポイントだ。文大統領の支持率は落ちているが、政権が変われば関係が変わるかというと、そうもいかない。
 韓国には国際スタンダードで対応し、自国文化を好きな人がいることを知ってもらうようにしたい。

◇交代会員を紹介
例会で交代会員の金田恵一西陵社長が紹介された。

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