北日本四政経懇話会

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となみ政経懇話会

となみ政経懇話会事務局: 北日本新聞社砺波支社内
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次回例会のご案内

【日時】令和8年6月19日(金)正午
【会場】和風会館ふかまつ
【演題】「中東の紛争はなぜ収束しないのか~米・イスラエル・イラン紛争を中心に~」
【講師】青山弘之氏(東京外国語大学大学院総合国際学研究院国際社会部門教授)
◆プロフィール
1968年、東京生まれ。東京外国語大学外国語学部アラビア語学科卒業。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。在ダマスカス・フランス・アラブ研究所研究員、日本貿易振興機構アジア経済研究所地域研究センター中東研究グループ研究員などを経て、2013年4月から東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。主な編著書は、「『アラブの心臓』に何が起きているのか―現代中東の実像」(青山弘之編集:岩波書店、2014年)、「膠着するシリア:トランプ政権は何をもたらしたか」(東京外国語大学出版会、2021年)、「ロシアとシリア:ウクライナ侵攻の論理」(岩波書店、2022年)など。

これまでの例会

となみ政経懇話会5月例会

【日時】令和8年5月15日(金)正午
【会場】和風会館ふかまつ
【講師】栗原聡氏(慶應義塾大学理工学部教授) 
【演題】「到来する人とAIが共生する社会において ~イノベーション多産な国とするために我々に求められるものとは?~」

 となみ政経懇話会5月例会は15日、砺波市の和風会館ふかまつで開かれ、慶応義塾大理工学部の栗原聡教授が「到来する人とAIが共生する社会において~イノベーション多産な国とするために我々に求められるものとは?~」と題して講演した。AI(人工知能)は人のアイデアにヒントを与える“道具”と指摘し、「有効に使いこなし、技術革新に活用してほしい」と訴えた。
 1950年代からコンピューターが発達し始めた。インターネットが登場し、検索や情報処理の能力が向上。そして、2022年に対話型の生成AI「チャットGPT」が誕生した。
 学生を中心に悩みの相談やレポート作成にAIを活用することが当たり前になっている。便利な一方で、読解力やコミュニケーション能力の低下につながる可能性も危ぐされる。
 大切なのはリアルな人間関係。小中学生の頃から友人とのやり取りを通して、多様な考えを取り入れ、複雑な状況を理解したり、寛容性を育んだりすることが重要だ。
 日本は米国と比べ、AIの開発が3年近く遅れている。その原因の一つは日本の企業文化。失敗が許されない雰囲気がある。若手社員が新たなことに挑戦しづらい。企業には失敗しても挑戦を続けられる環境づくりを推進してほしい。
 しばしば人とAIはまんじゅうに例えられる。皮が知識で、あんこが感情やアイデア。つまり、思考力だ。人は生まれながらにあんこを持ち、成長につれて皮を厚くしていく。AIは中が空洞の特大薄皮まんじゅうで、外から見ると立派に見えても、人のように考える力はない。人間ならではの思考力を失ってはいけない。
 技術革新を起こすのは人だ。生活に欠かせなくなったAIを使いこなせるかどうかは、個人の創造力次第。いずれは考える力を持った次世代型AIが登場し、ノーベル賞級の発見を生み出すかもしれない。しかし、どんなに画期的な発見でも、理解できなければ無意味。人のレベルアップこそ不可欠だ。
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