北日本四政経懇話会

北日本四政経懇話会NEWS

高岡政経懇話会

高岡政経懇話会: 北日本新聞社西部本社内
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次回例会のご案内

【日時】令和7年7月9日(水)正午
【会場】ホテルニューオータニ高岡
【演題】「努力は夢をかなえてくれる」
【講師】蝶花楼桃花氏(落語家)
◆プロフィール
女流落語の歴史を変える?とも噂される若手噺家のホープ。春風亭小朝に入門。春風亭ぽっぽとして前座修行を開始する。二ツ目・春風亭ぴっかり☆時代に「浅草芸能大賞」新人賞を受賞。「NHK新人落語大賞」では3度にわたって決勝に進出する。10日間連続独演会、全国ツアー、海外公演など若手としては異例づくしの落語活動を展開し「笑点」若手大喜利・女流大喜利をはじめとするテレビ出演やラジオ番組のパーソナリティも多数。女優として明治座「ふるあめりかに袖はぬらさじ」(主演・大地真央)など舞台公演、沖縄国際映画祭出品作品「耳かきランデブー」(主演)など映画にも出演する。 2022年3月に真打昇進。これを機に高座名を「蝶花楼桃花」と改め、七代目・蝶花楼馬楽の没後途絶えていた歴史ある亭号を復活させる。都内5軒の寄席で開かれた昇進披露興行、昇進から史上最速4か月で抜擢の初主任興行(浅草演芸ホール)はいずれも大入り。 9月には女性として史上初めて「笑点」レギュラー大喜利に出演した。

これまでの例会

高岡政経懇話会6月例会

【日時】令和7年6月18日(水)正午
【会場】ホテルニューオータニ高岡
【講師】宍戸 拓人氏(武蔵野大学 経営学部准教授)
【演題】「若手社員が定着し成長するために できること/すべきこと」
 高岡政経懇話会は18日、高岡市のホテルニューオータニ高岡で6月例会を開き、武蔵野大経営学部准教授の宍戸拓人氏が「若手社員が定着し成長するためにできること/すべきこと」と題して講演した。社員の主体性や会社への愛着を高める上で「効果的な雑談が重要だ」などとアドバイスした。


 「若手の価値観に合わせた教育が必要なのか」や「過保護になり過ぎている。手厚くフォローして残った社員が良い社員なのか」といった悩みをよく聞く。
 OJT(職場内訓練)についての研究がある。丁寧に指導すれば会社への愛着を育むが、指示待ちになり自主性や主体性を失う。厳しいと愛着は減るが、自分で考えるようになり自主性は高まる。
 この研究は35年前のものだ。時代が変わっても人間の本質は変わらない。世代論に振り回されることなく考える必要がある。
 人は学び方を学ぶ。待っていても教えてくれるのか、聞かないと教えてくれないのか。経験を通じて自然と学んでいく。OJTで知識やスキルを教える中で、若手にどう伝わっているかも意識してほしい。
 理想のOJTに関する研究では、仕事にまつわる「雑談」が重要という。ポイントは三つある。一つ目は業務時間外に行うこと。業務中だと目の前の仕事への対処、解決に意識が向いてしまう。業務外だと、助言をどう生かすかを考える余地が生まれ、自主性や主体性を育みやすい。
 二つ目は、仕事内容だけでなく行動や判断の背景にある考え方も伝えること。三つ目は聞き手が批判的にならず、受け止めて共感することだ。
 雑談を効果的に活用するには、若手社員が積極的に学ぶ姿勢や態度を備えていることが前提となる。会社はその姿勢や態度をチェックしていくことが大切だ。

▽交代会員を紹介
 講演に先立ち、交代会員として、富山第一銀行高岡支店の畑田和也支店長が紹介された。
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