北日本四政経懇話会

高岡政経懇話会

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高岡政経懇話会5月例会

地域を生かす観光企画力と発信力

【日時】令和5年5月17日(水)正午
【会場】ホテルニューオータニ高岡
【講師】結城 豊弘氏(合同会社ANOSA CEO、元読売テレビチーフプロデューサー )
【演題】地域を生かす観光企画力と発信力
 高岡政経懇話会は17日、高岡市のホテルニューオータニ高岡で5月例会を開き、合同会社ANOSAの最高経営責任者(CEO)で、元読売テレビチーフプロデューサーの結城豊弘氏が「地域を生かす観光企画力と発信力」と題し講演した。地域の魅力に付加価値を付け、SNSやユーチューブなどで積極的に発信する必要性を訴えた。

 大阪・関西万博を2025年に控える。2820万人が訪れ、2兆円の経済効果があるとされている。24年春には北陸新幹線が敦賀まで延伸し、人の流れが大きく変わる。この機会を捉え、富山や高岡に観光客を呼ぶため知恵を絞ってほしい。
 強みと弱みを知ることが大切だ。例えば地元の鳥取県境港市。自分は観光協会長を務めており、観光資源として水木しげるロードや水産物などがある。ただ、水産物は弱みでもある。水揚げ量が年々減っているからだ。富山も同じだろう。必要なのはブランディングだ。境港では売れない魚に売れるネーミングをしたり、小箱に詰めて都会に送ったりしている。
 ジェンダー平等や女性目線も大切にしなければならない。「LGBTQ観光」というのが海外で普及している。LGBTQの人々が泊まれる宿泊施設や、誰でも利用できるトイレは日本でも求められる。
 滞在型観光に注目が集まっている。外国人は長期の休みに来日し、落とすお金も大きい。飽きさせないために飲食店のバリエーションを増やす必要がある。
 主要な観光地でなくても、今まで行ったことがないような場所や、インスタ映えするスポットは人気がある。そういう場所を富山や高岡で探してはどうか。
 住んでいる地域の魅力に気付いていない人が多い。一方で大阪はどうか。大げさなこともあるが、サービス精神が旺盛で、外国人に喜ばれる。おもてなしはコミュニケーション。今はアプリなどを使えば簡単に会話できる。積極的な交流が観光活性化につながる。
 高岡の魅力をどうプラスにし、発信していくかを改めて考えてほしい。ポテンシャルがいくらあっても、使わなかったらないのと同じ。「よそ者」「若者」「ばか者」によって地域は活性化する。さまざまな意見に耳を傾け、柔軟な発想と多角的なものの見方をすることが肝心だ。

▽交代会員を紹介
 講演に先立ち、交代会員の井辻秀剛北陸コカ・コーラボトリング社長が紹介された。

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