高岡政経懇話会
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高岡政経懇話会7月特別例会
「オリンピックで学んだ折れない心の作り方」

【日時】令和8年7月22日(水)正午~
【会場】ホテルニューオータニ高岡
【講師】田中 雅美氏(スポーツコメンテーター・シドニーオリンピック銅メダリスト)
【演題】「オリンピックで学んだ折れない心の作り方」
高岡政経懇話会は22日、高岡市のホテルニューオータニ高岡で7月特別例会を開いた。シドニー五輪競泳銅メダリストでスポーツコメンテーターの田中雅美さんが「オリンピックで学んだ折れない心の作り方」と題して講演し、現役時代に五輪に3大会連続で出場した経験を基に「仲間に感謝することや自分で決めた目標に向けてやり抜くことが大事だ」と話した。
母のリハビリに連れられ、幼少期からプールに通った。高校入学時に地元の北海道から上京すると、日本選手権で優勝して国際大会に出場するようになった。
1996年にアトランタ五輪に出場した。200メートルで5位。表彰台に立つ選手が輝いて見えた。課題を改善する日々だったが、初めてメダルを取るという目標ができた。目標を明確化する重要性を理解した。
2000年のシドニー五輪では日本記録を更新した実績を引っ提げ、挑んだ。だが、周囲の期待が高まる一方、調子は落ち込んだ。不安のまま、本番を迎えて個人種目で惨敗。ゴールの瞬間、「努力は人を裏切るんだな」と感じた。
その後の400メートルメドレーリレーも不安は拭えなかった。レース前、大西順子さんから「私たちならメダルを取れる。自信を持って泳いでおいで」と声をかけられた。結果は銅メダル。大西さんは覚えていない何げない一言だったが、その言葉がなかったらメダルは取れなかった。泳ぐ時は一人だが、周囲には多くの仲間がいることに気づけた。
個人種目でメダルを目指した04年のアテネ五輪では4位。表彰台には届かずに悔しかったが、やり切った思いがあった。
水泳の練習はつらかったし、辞めたいと何度も思った。だが、後悔がないほど、挑戦し、自分に向き合い、諦めずに努力した。だからこそ、次のステップに進めたし、今の自分があると思う。

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