北日本四政経懇話会

高岡政経懇話会

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北日本四政経懇話会合同特別例会

令和5年度の県政運営方針など

【日時】2023年2月24日(金)午後4時30分
【会場】ホテルグランテラス富山
【講師】新田 八朗氏(富山県知事)
【演題】令和5年度の県政運営方針など
 北日本四政経懇話会は24日、合同特別例会を富山市のホテルグランテラス富山で開き、新田八朗知事が2023年度当初予算案について講演した。デジタル人材の育成を目的に県が開設を目指す県立大の情報工学部(仮称)に触れ、「ある時期には大学院も設置したい」と意欲を見せた。
 情報工学部は、知事が昨年8月に24年4月の開設を表明し、準備を進めている。データサイエンス(DS)の専門教育を行うDS学科(定員40人)を新たに設けるなど3学科体制とする。
 知事は開設の目標時期について「当初は事務方から『常識じゃあり得ません』と言われたが、何とか来年開けるようになった」と明かし、「定員は徐々に増やし、ある時期には大学院も設置したい」と述べた。
 講演は「県政運営と重点政策について~『ウェルビーイング先進地域、富山』を目指して」と題し、当初予算案の概要を紹介。物価高や新型コロナウイルスの対応が第一とした上で「ウィズコロナの時代になり、新しいこと、未来への取り組みも積極的にしようという予算だ」と強調した。
 施策の大きな柱として、少子化対策や経済活性化、人への投資などを挙げた。賃上げやリスキリング(学び直し)、省エネへの支援といった中小企業の振興策を詳しく説明した。
 合同特別例会には、北日本政経懇話会、高岡政経懇話会、となみ政経懇話会、にいかわ政経懇話会の会員計約160人が参加した。
 出席者には県予算案や各政経懇話会の活動を記した「政懇ニュース」が配られた。冒頭、蒲地北日本新聞社長があいさつした。

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