北日本政経懇話会
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北日本政経懇話会10月例会
「B.LEAGUE 2050年 VISION "感動立国"と地方創生」

【日時】令和8年10月19日(月)正午
【会場】ホテルグランテラス富山
【講師】佐野 正昭 氏 (公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグB.LEAGUE 専務理事)
【演題】「B.LEAGUE 2050年 VISION "感動立国"と地方創生」
北日本政経懇話会10月例会は19日、富山市のホテルグランテラス富山であり、公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグBリーグ専務理事の佐野正昭氏が「B・LEAGUE2050年VISION“感動立国”と地方創生」と題して講演した。リーグ発足からの10年間を振り返るとともに、今後を見据えて「競技を取り巻くエンターテインメント性を高め、アリーナを核として地域全体に感動をもたらしたい」と語った。
2016年にBリーグを創設した。コロナ禍を乗り越え、10年間で入場者数が2・6倍、事業規模が5倍に成長した。サッカーJリーグの半分に追いつき、やっと背中が見えてきた。
Bリーグの強みは、スポンサーネットワークだ。全国約1万2千社以上の企業から支援を受け、特に富山グラウジーズが所属するBプレミアは、平均300社以上に支えられている。
経営、事業、競技のバランスを取りながら成長してきた。そのDNAは今も引き継がれている。チームを強くしたり、世界に通じる選手を輩出したり、いずれにしても経営力を高めなければならない。今シーズンから始まった新たな制度設計「B・革新」では、昇降格を撤廃し、売上高、入場者数、アリーナの整備という非常に高い基準を設けた。
「野球、サッカーに次ぐ第3のスポーツになれないと、成長スピードが維持できない」という危機感から、17年に検討を始めた。選手の年俸総額に上限を定める「サラリーキャップ」やドラフト制度などを導入。数年に一度、各チームに優勝の機会が訪れるようにすることで、地域を盛り上げていきたい。
感動を提供するスポーツリーグとして、「明るい未来をつくっていきたい」という思いで「感動立国」を掲げた。感動が街に波及し、結果として日本が元気になる一助にしたい。
一番力を入れているのがまちづくり事業だ。非日常のアリーナでの試合の他に、街中で日常的に市民と接する機会を持つことが地域創生につながる。具体的に群馬県太田市の「オープンハウスアリーナ太田」では、試合に合わせて近くの公園でマルシェなどを開いている。アリーナは5千人規模だが、このエリアには1万人以上が訪れている。
リーグは小さな組織だが、リーグならではの価値がある。人、企業、行政をつなぐハブになることで、まちづくりに貢献できる。
<新入会員の紹介>
新入会員として、昭北ラミネート工業の中川雄介社長が紹介された。
<次回は白井さゆり氏>
11月例会は、11月5日に富山市の富山電気ビルであり、経済学者の白井さゆり氏が「世界経済と日本経済の行方~転換期のリスクとチャンス~」と題して講演する。問い合わせは北日本新聞社事業局、電話076(445)3369。

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