にいかわ政経懇話会7月例会
職場や家庭でできる!仕事の効率アップとコミュニケーションアップのコツ

【日時】令和7年7月23日(水)正午~
【会場】ホテルグランミラージュ
【講師】佐藤浩氏 能力開発プロデューサー・㈱BESTS代表取締役
【演題】職場や家庭でできる!仕事の効率アップとコミュニケーションアップのコツ
にいかわ政経懇話会は23日、魚津市のホテルグランミラージュで7月例会を開き、BESTS代表取締役で能力開発プロデューサーの佐藤浩氏が「職場や家庭でできる!仕事の効率アップとコミュニケーション力アップのコツ!」と題して講演した。集中力やモチベーションの高め方などを、演習を交えながら紹介。チームワークの大切さにも触れ、「同じ目標を定めることで組織力は向上する」と述べた。
仕事でもスポーツでも、効率的にパフォーマンスを上げるために一番大切なのは健康だ。できるだけストレスを抱えずに睡眠と栄養、休息を取ることが重要になる。
集中力を向上させる「シール法」という簡単な集中法がある。1点を数秒間、凝視するやり方だ。脳に酸素を送る腹式呼吸と組み合わせれば、脳のストレスが軽減され、活性化する。このように、集中に視覚を活用するスポーツ選手は多い。例えばイチロー選手はバットを構える時にバットとバックスクリーンの文字を見て目のピントを合わせていた。
仕事で指示を受けた際、自ら「やる」と意思決定して実行する「能動集中」と、受け身の状態で実行する「受動集中」の2パターンに分かれる。「能動集中」であれば、作業が早く進み、頭の切り替えもスムーズになる。特にリーダーや指導者が「能動集中」できれば組織は活発になる。
指導者の立場にいる時、チームにやる気のない仲間がいた場合どうするか。その人にやる気を出させるのはすごくエネルギーを要する。それよりも、やる気のある人に注力することで、結果的に全員をやる気の渦に巻き込んでいくことができる。
よりよいチームをつくるにはリーダーも構成員も同じ目的や目標を持ち、ずらさないことが大事だ。
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