北日本四政経懇話会

北日本四政経懇話会からのお知らせ|2026年2月

2026北日本四政経懇話会合同特別例会・懇親会

2026年2月25日

 北日本四政経懇話会は2月24日、富山市のホテルグランテラス富山で合同特別例会を開き、新田知事が2026年度当初予算案について講演した。目玉として掲げた「人材確保・活躍パッケージ」を取り上げ、「人を取り合っていては立ちゆかない。働き暮らしやすく、選ばれる富山にしていく」と語った。政治、経済など県内の各界のトップら約160人が出席し、古里の発展に力を尽くすことを誓った。
 知事は「県政運営と重点政策について 幸せ人口1000万~ウェルビーイング先進地域、富山~を目指して」と題して講演した。
 26年度は県総合計画に基づき、人口減少をいかに緩和するかを念頭に置いて予算編成したと説明。さまざまな分野で人手不足が深刻化する中、ウェルビーイングの向上と、働き方改革などの省力化を一体的に進めることで効果が高まるとし「人口が減る時代を、人が輝く時代にしたい」と強調した。
 北日本、高岡、となみ、にいかわの各政経懇話会の会員が出席した。懇親会では北日本政経懇話会顧問の藤井裕久富山市長の発声で乾杯した。同会顧問の麦野英順北陸銀行特別顧問が中締めのあいさつをした。
 出席者には県予算案や各政経懇話会の活動を記した「政懇ニュース」が配られた。懇親会で蒲地北日本新聞社長があいさつした。

 

■人と経済 両輪回す 〜講演要旨〜
〇約1年かけ、知事就任後初となる県総合計画をまとめた。急速に変化する社会情勢に対応するため、対象期間は5年としている。策定に向けて県内15市町村を回り、住民の声を直接聞いた。ワクワクする富山を一緒に描くことができた。
〇計画は2024年の知事選公約に沿った内容だ。「未来に向けた人づくり」と「新しい社会経済システムの構築」が2本の柱。計画に基づいて編成した26年度当初予算では、「人材確保・活躍パッケージ」と「経済の好循環加速化パッケージ」を打ち出した。人と経済という二つの車輪を回し、県を前に進めたい。
〇さまざまな施策も着実に進んでいる。県立高校再編では、全ての学校が生まれ変わるという大胆な考え方で方針を固めた。県のブランド戦略「寿司(すし)と言えば、富山」では、新たな動きが民間にも波及しつつある。人口減少対策の一環で県が運用を始めるマッチングアプリは、約2万人規模でスタートできそうだ。

 

■11月にインド視察 四政懇など
 北日本四政経懇話会と富山インド協会、北日本新聞社は11月、インドへ視察団を派遣する。22日から27日までの6日間の日程でチェンナイ、デリー、アグラを巡り、経済発展の現状に理解を深める。
 現地では日系企業や日本大使館への訪問、県内企業とSRM大学(チェンナイ)との人材マッチング事業などを予定している。
 県内では2011年に富山インド協会が設立され、交流促進を図ってきた。県は24年にアンドラプラデシュ州との交流協定を再締結し、学術面や経済面で関係を強化している。
 四政懇合同の海外視察は、2019年の北イタリア以来7年ぶり。

 

藤井富山市長(右)の発声で乾杯する出席者=ホテルグランテラス富山

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