北日本四政経懇話会

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となみ政経懇話会2018年11月例会

脳が若返る快眠術~ぐっすり眠って認知症予防

【日時】平成30年11月22日(木)正午から
【会場】ロイヤルホテル富山砺波(砺波市安川字天皇330番地)
【講師】三橋 美穂氏(快眠セラピスト・睡眠環境プランナー)
【演題】脳が若返る快眠術~ぐっすり眠って認知症予防

 となみ政経懇話会の11月例会が22日、砺波市安川のロイヤルホテル富山砺波であり、快眠セラピストで睡眠環境プランナーの三橋美穂氏が「脳が若返る快眠術~ぐっすり眠って認知症予防」と題して講演し、睡眠の重要性について説明した。

◇睡眠で明日へパワー
 良い睡眠がとれないと、脳の機能が低下し、集中力や記憶力が落ちて、ミスや事故が起きやすくなる。良い睡眠がとれれば、仕事の生産性や成績が上がるなど、プラスに作用する。
 20歳以上の男女で、平均睡眠時間が6時間未満の人はそれぞれ約4割。最近話題になっている「睡眠負債」とは睡眠不足が積み重なり、心身に悪影響を及ぼす恐れがある状態だ。〝債務超過〟に陥ると、生活や仕事の質が低下するだけでなく、うつ病やがん、認知症などの疾病リスクも高まる。日本での睡眠不足による経済損失は年間約15兆円とも言われている。
 眠気を高め、ぐっすり眠るための基本ルールは▽体内時計を整える▽活動的に過ごし疲れをためる▽体温のめりはりをつくる▽就寝前はリラックス▽寝室が快適-の五つ。毎朝同じ時刻に起き、太陽の光を浴びて朝食を取ったり、就寝前に入浴をしたりするほか、アロマや音楽といった自分なりのリラックス法を取り入れてみるのも良い。就寝前には、スマートフォンなどのブルーライトや夜食、カフェインの摂取は避けてほしい。枕は、立っている姿勢をキープできる高さがいい。
 物質的な豊かさを求める時代から、精神的な豊かさが喜びになる時代になった。これまでは「昼間に何を得られるか」ばかりに焦点が当たっていたが、それを支えていたのは睡眠だ。昼の活動の充実にはしっかりと寝ることが大切。二つで一つだ。
 安眠は「疲れを取るための眠り」、快眠は「明日へのパワーを得るための眠り」だと考えている。いつからか疲れを取ることだけが目的になっていないだろうか。ぜひ「快眠」を目指してほしい。

 ■新入会員を紹介
 例会では、新入会員としてワイケーコウキの余西一広社長、交代会員として西野和宏富山第一銀行砺波支店長が紹介された。

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