北日本四政経懇話会

にいかわ政経懇話会

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にいかわ政経懇話会3月例会

近年の気象災害とその対策~防災気象の見方と読み解き方

【日時】令和3年3月24日(水)総会:正午~、例会:12時40分~
【会場】ホテルグランミラージュ
【講師】平井 信行氏(気象予報士)
【演題】近年の気象災害とその対策~防災気象の見方と読み解き方
 にいかわ政経懇話会は24日、総会と3月例会を魚津市のホテルグランミラージュで開き、気象予報士の平井信行氏が「近年の気象災害とその対策~防災気象情報の見方と読み解き方」と題して講演した。「大きな災害は富山でも起こりうる。地球温暖化と都市化の対策に取り組むとともに、日頃から災害に備える必要がある」と語った。

♢日頃から備え必要
 熊本県の球磨川が氾濫した2020年7月豪雨など、大きな災害が近年多く発生している。台風以外は、局地的に激しい雨をもたらす「線状降水帯」が関係している。現時点では直前にならないと予想できず、非常に厄介だ。線状降水帯はどこでも発生する。富山で発生してもおかしくない。
 ダムや堤防などのインフラ整備は重要だが、逃げ遅れにつながることもある。危機を認識できるかどうかは、非常に難しい。
 異常気象は30年に1回以下の現象をいう。原因となる海面水温や北極の氷の変化、火山の噴火などの自然変動は、私たちの力ではどうしようもない。ただ、地球温暖化と都市化は人類が立ち向かえば解決できる。温室効果ガス削減だけでなく都市化の対策が必要だ。
 自然変動でも災害は起こる。温暖化対策以外にも備えが求められる。まずは自分の命を守ってほしい。車のガソリンをなるべく満タンにするように心掛けるなど個人の対策も有効だ。
 日頃から気象情報を積極的に活用し、災害伝承碑やハザードマップで地域の危険度を調べてほしい。災害は忘れられるので、防災教育を継続してほしい。防災情報の警戒レベル3で高齢者は避難することなどは、ぜひ覚えておきたい。近年は暖冬傾向にあるが、富山では数年に一度、単発の大雪が降っており、今後も大雪の恐れがある。警戒を怠らないでほしい。

 例会に先立って総会を開き、新会長に駒澤北日本新聞社長を選び、2021年度事業を承認した。
 例会では、交代会員として北條大輔北國銀行魚津支店長が紹介された。

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